60歳を超えると、体の変化が少しずつ現れてくるものです。加齢に伴う自然な変化もありますが、時には健康上の重要なサインであることも。この記事では、見逃さずにチェックしておきたい体の変化を3つご紹介します。
1. 慢性的な疲れや倦怠感
「年だから仕方ない」と思いがちな疲労感ですが、休息を取っても改善しないようであれば注意が必要です。慢性的な倦怠感は、貧血や甲状腺機能の低下、心臓や腎臓の機能低下など、さまざまな疾患のサインである可能性があります。
対処法: 定期的な健康診断を受け、医師に相談することが第一歩です。適度な運動やバランスの良い食事も大切です。
2. 物忘れや注意力の低下
誰でも年齢とともに記憶力が変化しますが、日常生活に支障をきたすような物忘れや混乱は、軽度認知障害（MCI）や認知症の初期兆候の可能性も。早期発見がその後の生活の質に大きく影響します。
対処法: 脳トレや会話などで脳を刺激することに加え、気になる症状がある場合は専門医の診察を受けることが大切です。
3. 急な体重の増減
特に生活習慣を変えていないのに、急に体重が増えたり減ったりする場合、代謝や内分泌系の異常、糖尿病やがんなどの可能性も否定できません。変化に気づいたら早めに対処を。
対処法: 食生活を見直すとともに、体重変化の背景に病気が隠れていないか医師に相談してみましょう。
まとめ
年齢を重ねることは自然なことですが、体からのサインに気づくことは健康を守る第一歩です。「気のせい」と放置せず、日々の変化に耳を傾けて、自分の体を大切にしていきましょう。
